2019.01.28その他

消臭スプレー爆発事件について1~事件(事故)の背景~

個人のFacebookでは、お知らせしておりましたが、昨年末に「消臭スプレー爆発事件」に関して、UHBより取材を受けておりました。
テレビでもオンエアされたのですが、そのソースがYahoo!ニュースにも掲載され、多くのコメントがついておりましたので、そのコメントについて私なりの主観を述べたいと思います。

この取材、局の記者がすでに「この事件の背景には不動産会社の過当競争があったのではないか?」という前提できており、そのことについて話してほしいということでした。
まずは、その、「事件の背景には過当競争があり、インターネット検索が過当競争を生んでいる」といったコメントについての批判からどうぞ。笑

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0004.png・・・・・と、まあまあ辛辣です。苦笑

オンエアされるのは一部なので仕方ないと思うのですが、本心とは違った解釈をされてしまう難しさを感じます。

このコメントで言いたかったのは、
1,集客のメインはインターネットになっており、容易に物件情報を閲覧できるようになっている。同じ物件が複数の業者から掲載されている。
2,1の結果、消費者は特定の物件をどこの業者で借りても同じであることを認識し、消費者にとってどこの会社で借りるかの違いは、仲介手数料の金額で判断されることが多い状況となっている。
3,1および2の状況から、不動産(賃貸仲介)会社の多くは、消費者からの「仲介手数料値引き」に応じざるを得ない状況になっており、仲介手数料以外での収益を目指している。
4,3の状況が、「消費者が必要としていない物まで売る、必要な施工がされていない等」の、行き過ぎた結果を生んでしまった。

ということであり、爆発事故がインターネットのせいであるわけがなく、事件(事故)を起こした会社(及び関係者)に主たる原因があることは明白であり、決して擁護できることではありません。
一方では、どんな問題でも直接原因だけ検証しても意味がなく、問題の本質を探るというのは、どんな環境下でも必要なことだと思います。

「この事故で、当該会社以外も困ったのではないか?」というコメントもありました。
0005.png結論から申し上げると、そんなことはありません。
現実に、当社は今のところ何ら影響を受けておりません。一方で、当該会社以外にも消臭スプレーを販売していたのは事実ですし、販売していた会社はこの事件を受けて、返金要求等を受けているようです。

また消臭スプレーは、仲介店舗として販売していたパターンと、管理会社の指定になっていたパターンと2つあります。ですから、仮にA社が仲介した案件で、抗菌消臭費用の請求がされていたとしても、それはA社による請求ではなく、A社が仲介した物件の管理会社であるB社からの請求であり、A社の売上にはなっていない場合もあります。
そのようなことをコメントしている人もいましたが、この人は仲介店舗の方のようです。
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なお、この抗菌消臭費用(約2万円程度)は、その原価が約1,000円とされておりますが、この項目自体がありえない(高い)と評価する人と、物の全てには原価があるのだから、請求すること自体は悪ではないと評価する人で二分されております。
このことについては、「抗菌消臭費用とは、スプレー缶を居室内で噴霧するだけであること」を、説明の上、販売していたのなら真っ当な商行為であると言えます。しかし、実態としては、「いわゆる専門業者を手配しての施工」と誤認させ、または説明なしにあたかも契約するのに絶対必要と誤認させていたと思われるので、請求行為そのものが非難されてしかるべきだと、個人的にはそう思います。



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