シェアハウスのビジネスモデル
過去記事「かぼちゃの馬車」では、
>>この賃料が高いか安いかは、シェアハウスとしての"ソフト面の価値"にもよります。
と、書きましたが、"ソフト面の価値"とはどういうことか?
シェアハウスの原点は、部屋をシェアすることでの経済性だったと思います。
みなさんの中でも、住居費用を圧縮するためにルームシェアをされた経験のある方がいらっしゃると思います。
しかし、こちらの記事でも検証したように、シェアハウスの賃料が決して安いというわけでもありません。それに、キッチン、バスルームなどが共用で、個人の部屋は狭い(事が多い)物件になぜ人が集まるのか?
シェアハウスに住む最大のインセンティブは、「コミュニティ」なのです。
私はシェアハウスに入居したことがありませんが、学生時代に寮生活を経験しており、楽しい思い出となっております。例えるなら、毎日が修学旅行みたいな感じです。
どのエリアにあって、どんな設備があって、というハード面ももちろん契約する上でのポイントになると思いますが、それ以上にどんな人が住んでいて、その住人たちとのコミュニケーションというソフト面が、シェアハウスにおける最大の価値で、このソフト面の価値を収益にしているのがシェアハウスのビジネスモデルになります。
一方で、それだけソフト面、つまり人間を相手にする事が多く、建物に起因する問題よりも人間に起因する問題のほうが厄介であり、この辺をうまく運営する会社がマネジメントしないと、経営がうまくいかなかったりします。
そして、その物件にどんなテーマを持たせ、どんな人を集めるのか?
ここに独自のノウハウと価値が生まれ、一般賃貸住宅の経営とは別物のビジネスとして成り立っているのだと思います。
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